- IT企業に就職したけどスキルアップ方法がわからない
- オラクルマスターを取りたいけど勉強方法がわからない
そんな悩みを解決します。
- IT企業で働く人へおすすめの資格
- ITパスポートの勉強法
Web開発に携わるために筆者はオラクルマスターブロンズの資格取得済み
オラクルマスターとは
オラクルマスターについて紹介します。
データベースのデファクトスタンダードOracle社の資格
オラクルマスターはOracle社のデータベースに関する基礎的な知識が証明できる資格です。
シルバー以上は国際資格と言って、海外でも通用します。
Web系や業務系など、データベースを使うところでは幅広く使われています。
他のIT関連の資格
IT関連の資格は他にもたくさんあります。代表的なIT関連の資格について紹介していきます。
ITパスポート
ITに関する基本的知識を身に付けた者を証明するの国家資格です。
基本情報技術者
高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者を証明するの国家資格です。
IT企業で勤めるなら取得して損はありません。基礎知識の証明になります。
取得を奨励しているIT企業も多くあります。
ITパスポートを取った後に取得を検討してみましょう。
応用情報技術者
名前の通り、基本情報技術者試験のパワーアップバージョンです。
高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者を証明する国家資格。
IT企業でも若い間に持っていると一目おかれる存在になれます。
難易度は高めですが、IT企業で働くのであれば取得して損はありません。
試験内容
試験は2種類あり、両方を合格すると、晴れてオラクルマスターを名乗ることができます。
DBA試験とSQL試験です。
DBA試験
試験形態
試験形式 | 多岐選択式 |
試験時間 | 120分 |
出題数 | 73問 |
合格基準 | 70% |
受験費用 | ¥32,340(税込み) |
試験形式
コンピュータで実施する試験です。
4-6択の問題を試験場のパソコンで解く、という方式。
選択する数は明記されています。
試験時間・出題数
120分で73問。つまり1問1分半ペース。
目安としては1問1分ほどで解き、残りは見直しの時間とわからない問題を思い出したり考えたりする時間です。
基本的に知っているか知らないかの問題で、考えることはほとんどないので時間が足りなくなることはないでしょう。
早めに終了すれば途中退出も可能です。
合格基準
合格基準は正答率70%以上。
高く感じますが、練習問題を解けば簡単に理解できるレベルのものばかりです。
試験日程
常に実施してます。
日程が空いていれば2日前に予約も可能。
受験申し込みページはこちら→オラクルピアソンVUE
※実際の予約ページは英語なので心が折れそうになりますが、頑張りましょう
合格率
非公開です。
体感的にはしっかり勉強すればまず落ちない試験と思っています。
勉強時間
20時間が目安と言われています。
私も組み込み系がメインでデータベースを触ったことがない人間でしたが、30時間程度で合格しました。(正解率91%)
SQL試験
試験形態
試験形式 | 多岐選択式 |
試験時間 | 120分 |
出題数 | 75問 |
合格基準 | 65% |
受験費用 | ¥16,500(税込み) |
試験形式
コンピュータで実施する試験です。
4-6択の問題を試験場のパソコンで解く、という方式。
選択する数は明記されています。
SQLは自宅にて受験するオンライン試験も可能です。
え、カンニングできるんじゃ…?と思った方はこちらの記事を。
試験時間・出題数
120分で75問。つまり1問1分半ペース。
目安としては1問1分半ほどで解き、ギリギリになるかと思われます。
早めに終了も可能ですが、難易度は高いです。
合格基準
合格基準は正答率65%以上。
DBAと比べると低く感じますが、難易度は筆者感覚で圧倒的にSQLの方が難しかったです(時間的制約含めて)
試験日程
常に実施してます。
日程が空いていれば2日前に予約も可能。
受験申し込みページはこちら→オラクルピアソンVUE
※実際の予約ページは英語なので心が折れそうになりますが、頑張りましょう
合格率
非公開です。
体感的にはしっかり勉強する必要がある試験と思っています。
勉強時間
20時間が目安と言われています。
私は組み込み系がメインでデータベースを触ったことがない人間でしたが、30時間程度で合格しました。(正解率75%)
体感的にはギリギリでした。
オラクルマスターの勉強方法
ITパスポートを取得する方のほとんどが独学です。
オンライン講座などもありますが、とりあえず独学でチャレンジしてみましょう。
参考書を1周
まず参考書を1周します。
1周目は雰囲気を掴む。
難しくて詰まってしまう点はそんなにないかな、と言う印象です。
参考書の練習問題を解く
次に、参考書の問題を1回解きます。
間違えた問題は解説部分と共に、参考書の該当部分を読み込んで意味・仕組みを理解します。
正解した問題も、選択しなかった選択肢が誤っている理由を言えるようにします。
※後程おすすめする教材(いわゆる白本)では選択肢が間違っている理由までしっかり書いてくれています。
過去問を解く
上の2つができたら、DBAは合格できるでしょう。
SQLに関しては、練習問題を解きましょう。→Ping-t
3年分ほど解いてみて平均が 8割 ほどあれば上等です。
よほどのことがない限り不合格になることはないでしょう。
実際に勉強して受験した感想
実際に受験した感想は「思っていたより簡単だった」です。
受験したきっかけ
2022年からフリーランスエンジニアとして活動していて、将来性の高いWeb系へ転向しようとしています。
ただ、Web系業務が未経験だと言うことに変わりはないので、ひとまず資格を取得して案件に携われるようにしました。
受験環境
試験当日をむかえ、もちろん参考書を開きながら試験会場へ。
軽い説明を受けて試験部屋にて試験。
国家資格でもないので、周りでは全く関係のない資格(Java、AWSなどの試験が同時に行われています)
持ち込みは一切不可能で、計算用の紙とペンは支給されたものを使用します。
時間は意外と余り、何度も見直しをしてから途中退出。
その時点で結果が出ます。
合格ライン(DBA:70%、SQL:65%)を超えていたら合格です。
おすすめの参考書
僕が使った参考書はいわゆる『白本』です。
黒本も存在していますが、練習問題が少ないのと内容が浅いのでお勧めできません。
Oracleは過去問を明示していないので練習問題がないのはかなり厳しいです。
その点、白本は練習問題が2回分もついていて、解説も細かいのでかなり安心。
もっと深い知識を得たい!
と言う方はオラクルマスターのシルバー以上を目指しましょう。w
オラクルマスターブロンズ合格体験記:まとめ
オラクルマスターはデータベースの基礎知識です。
IT企業の就職には有利になります!
持ってて損のない比較的簡単に取れる資格ですのでチャレンジしてみる価値はアリです!
では、合格をお祈りしています。
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