- 人生で一度くらいはマラソンに挑戦したい!
- マラソンに挑戦してみたいけど準備するものは?
- 初心者が走ってみてどうだった?
そんな疑問を解決します。
僕の趣味の一つに”新しいことに挑戦すること”があります。
今回は、完全初心者がフルマラソンに挑戦した体験談を語ります。
- フルマラソンを走るにあたって必要なもの
- フルマラソン走り切るための準備
- 実際に走ってみた記録
月1.2回しかジョギングしない僕が「なにわ淀川ハーフマラソン大会」のフルマラソンの部を実際に走ってきました!
フルマラソンを走るにあたって必要なもの
マラソン走るために準備する用意はこちら!
- 絶対に走り切るという強い気持ち
- ランニングシューズ
- サングラス
- 腕時計
- 帽子
絶対に走り切るという強い気持ち
気持ちが一番大事です。
気持ちさえあればあとはなんとかなります。
後述しますが、想像していたより過酷でした。w
ランニングシューズ
42kmも走るとなるとスニーカーではさすがに…
履き慣れたもので走るのがベストです。
新しいランニングシューズの場合、1ヶ月前には履いて練習しましょう!
サングラス
走っているときに他のランナーがサングラスを付けているのを見てすごく羨ましかったです…w
快晴のもと4時間も走り続けるのは目にもダメージがあるので使い慣れたサングラスを持っていくとgood!(持っていくことが頭になかった)
帽子
これも走っている時に羨ましく思いました(準備不足)
サングラスと帽子のどちらかだけでもよさそうです。
腕時計
これはもはや必需品です。
その辺のいたる所にデジタルタイマーが設置されているんだろうな…
マラソンを走るまでは調べてもないのにそんなことを思っていました。
しかし、実際にはスタート地点(=ゴール地点)にしかありませんでした。
ペース配分難しすぎィ!!!
フルマラソン走り切るための準備
目標タイムを設定する
マラソンのモチベーションを保つためにも目標タイムを設定しましょう。
男性平均タイムは「4時間36分49秒」
女性平均タイムは「5時間7分55秒」らしいです。
ちなみに、4時間半を切ることを「サブ4.5」、5時間切ることを「サブ5」と言います。
僕は運動神経と根性には自信があったので目標タイムは「サブ4(4時間以内にクリア)」でした。
SNSなんかで宣言するとより良いです。
自分を追い込めますw
日頃から適度な運動をこなしておく
普段から運動しないけどフルマラソン走ってみたい!
そんな無茶を言うのはYouTuberくらいだと思いますが、
日頃から運動しておきましょう。
少なくとも週に1回は筋トレかランニングをしておきたいところ。
走りながら飲み物を飲む練習をしておく
いやネタかよwww
って思うじゃないですか。これまじなんです。w
42km給水なしなんてプロでも無理です。(たぶん)
やってみるとわかるんですけど、走りながら紙コップで飲むのめっちゃ難しいんです。
僕は第三給水地点までほとんど水飲めませんでした。(浴びてた)
コツとしては、紙コップの飲み口を縦に潰すようにして横にこぼれないようにして飲みます。
これほんと走る前に知りたかった。
直前にトイレに行く
これも大事。
尿意感じたままスタートしちゃってもタイムのために止まれないです。
直前にしっかり行きましょう。(体験談)
朝食はしっかり食べておく
走る2時間前には食べ終えていたい。
走っている途中にも水と一緒に食糧が置いてあったりするのですが、あれ食べるときっと横っ腹が痛くなりますw(たぶん)
実際に走ってみた
起床〜スタート直前
起床
7:00に起床。(スタート3時間前)
30分で支度し、30分ほどストレッチ。
ドキドキとワクワクでいっぱいでした。
会場入り
9:00に会場入り。
マラソンが初めてで、知り合いもいなかったので早めのイン。
特にすることなく、ストレッチしたり、近くにいる初心者っぽい人に話しかけて時間潰し。
腕時計持っていないことに驚かれました。
9:30ごろになるとヨガ講師?が台に立ってストレッチ講習してました。
人が多すぎて見えない…
スタート直前
10分前になると整列させられます。
順番は決まっておらず、目標タイムに応じた看板が立っているので、自分の目標タイムである「サブ4」の看板のすぐそばに立ちます。
その時、「腕時計がなくてもこの看板の近くの人のペースに合わせればサブ4を達成できる」ということに気がつき、一安心。
が、しかし、このタイミングで急激な尿意。
今すぐというほどではなかったので諦めることに。
スタート〜ゴール
スタート
10時にスタートの銃声が鳴り響く。
整列状態だったので開始直後は歩くようなペースでしか走れない。
バラけて自分のペースで走れるようになった瞬間、普段のジョギングのペースへ。
かなりの人数を追い抜いた。
テンションが上がっているのも一つの原因だろう。
そこであることに気づく。
スタート前に思いついたペース配分の戦法が使えない。周りの人の目標タイムがわからない。
そもそも目標タイムをみんなが達成できるわけではないので気にせず走り続ける。
第一給水所
初めての給水所を発見。
人生で初めて走りながら紙コップに入ったスポドリを飲もうとするも、口からこぼれ出し、失敗。
さすがに飲み物のために引き返そうとは思わず、そのまま走り続けた。
5km地点
5kmに到達。
まだ1/10でしかないことに絶望を覚え始める。
10km地点
すでに横っ腹が痛くなってきた。
まだ1/4地点。
10kmも連続で走り続けたことがなく、横っ腹の痛みに耐えながら残り30kmも走りきれる気がしない。
(リタイアするか…?でもSNSで大口を叩いてしまったからなぁ…)
なんてことを考えたが、SNSで4時間切りを宣言したのでせめて半分は走りきろうと思い直した。
21km地点
半分地点。
淀川フルマラソンのコースは、ハーフマラソンコースの2往復。
これまでの道のりをもう一度走ることに絶望。
しかし、横っ腹の痛みはいつの間にか消えていたので42kmを走り切ることを決意。
ちなみに、半分地点でのタイムは”1:39:57”。
このペースでフルマラソンを走りきれば3時間20分ペース。
明らかに出だしのペース配分ミス。
30km地点
足がおかしくなる。
上半身(内臓系)もアラートを上げ始める。
しかし、走り続けることに足が順応しすぎて歩こうとすると足に激痛が走る。
走っても地獄。歩いても地獄。
水分摂取する時のみ足の激痛に耐えながら休憩という手法。
あと10kmもある。切実に帰りたい。
40km地点
もうすぐゴール、もうすぐゴール。
そんなことしか考えられず、ひたすら走り続ける。
目標タイムが過ぎているのかもわからない。
足の激痛と再び発症した横っ腹の激痛と戦いながらゴールまでのラストの直線に。
残り200mほど。
よくみると、ゴール地点にデジタルタイマーが。
示している時間は3時間57分。
「4時間切れた!!!」
そう思いながらラストスパートをかけようとするも、足が思ったとおりに動かず、同じのペースのままゴール。
ちなみに、カメラマンがいたので両手ガッツポーズでゴールしました。
ゴール直後
記録は”3:57:25”
目標のサブ4はなんとか達成した。
足が歩いても激痛、止まっても激痛の中、倒れ込んだ。
どうあがいても痛い。悶えながらストレッチをした。
目の前にはゴールした人専用のフリーバナナが。
足の激痛も、貧乏性には勝てない。よろめきながらバナナを貪った。
30分ほど立つと、痛みも少し引いてきて帰れるように。
電車で帰るのだが、駅まで歩くのが精一杯。
おばあちゃんがゆっくり歩く気持ちがわかった。
翌日は一日中激痛で、トイレとご飯以外は全てベットの上で過ごす羽目に。
完全初心者が人生初マラソンに行ってきた話:おわりに
感想
シンプルに普段から運動不足過ぎました。
月に2回ほどしかジョギングしていなかったが、周りと比べると運動している方だったので自信だけは満々でした。
しかし、現実はそう甘くありませんでした。w
足と臓器が悲鳴を上げても走り続けるという根性のおかげ目標タイムは達成しました。
もう二度とフルマラソンを走ることはないでしょう。
次はトライアスロンにでも挑戦します。w
マラソンを挑戦しようとしている人にアドバイス
これまでの経験談を読むとフルマラソンが恐ろしく感じるかもしれませんが実際そうでもありません。
マラソンには制限時間があります。だいたいが7時間。
時速6kmで走り続ければ完走することはできます。
早歩きペースですね。
つまりは気合い次第。
個人的にはSNSなどで家族や友人、同僚に目標タイムを宣言して後戻りできなくするドMプレイがおすすめ。
人生は冒険や!!!(どっかで聞いた言葉)