【体験談】アリックスというマルチ商法の勧誘をされた話【稼げないと判断した理由も】

そんな悩みを解決します。

最近増えているマルチ商法。
学生禁止のマルチ商法も多いため社会人になると誘われる機会が増えます。

今回はARIIX(アリックス)というマルチ商法に勧誘された話をします。
先日誘われて個人的にはホットな話題なのでどうぞ見ていってください。

そもそもマルチ商法（MLM）とは？

わかりやすく言えばマルチ商法とは、「商品が存在する合法のネズミ講」です。

マルチ商法とネズミ講の違い	法律的観点	商品の有無
ネズミ講	違法	なし
マルチ商法	合法	あり

大きな違いで言えばこのあたりです。

あくまで「商品をおすすめすることが目的」なので合法というわけです。

勧誘されたきっかけ

勧誘してきたのは高校時代のバイトの先輩でした。

久々にきたメッセージ

このラインから始まりました。

名前は「ハルナ」とします。

ラインするのも5.6年ぶりで、それこそ高校を卒業してから一切連絡を取っていない仲でした。

世間話から始まる

内容のない会話が始まりました。

マルチ商法や情報商材の勧誘に誘われ慣れている僕には察するものがあります。

ブログを始めたこともあり、こういった勧誘もネタにして発信しよう！と思い行動を起こしました。

宗教の勧誘は受けたことがないのでその期待もしましたが…

仕事の話に変わる

そのまま話を続けます。

会って話したいとの連絡

普通に仕事の話をしたいだけならLINEで十分です。

しかしマルチ商法勧誘の人たちは文字に残るのをなぜか嫌います。

直接会うことになり日程を決めました。土日を潰されたくなかったため平日の夜に会おう、と。

会うことが決まってからLINEが。

そんな感じで会うことに…

実際に会いに行ってきた

地元のカフェへ…

まずは1時間ほど世間話

またも昔のバイトの話で盛り上がりました。

そこで本題に切り替え…

よくわからないが、その人（＝幼馴染）から話を聞くことに。

なぜか話の本題は「幼馴染」が話すそう。

「幼馴染」の登場

しばらく待つと、「幼馴染を名乗る人」が登場。

幼馴染だというのになぜか敬語。話がややこしくなりそうだったのでスルー。

勧誘してくる人をマコトとします。

世間話が始まりました。営業あるあるですね。

ハルナとマコトは同じ保育園に通っていたそう。接点はそれだけ。

（それ幼馴染ってよりただの顔見知りじゃ…）

求めてもいない自己紹介

おもむろにタブレットを出しました。

タブレットでの自己紹介が始まった。聞いてもいないのに…

マルチ商法の勧誘が始まる

マルチ商法あるあるの「権利収入」という言葉。

これを聞いたらマルチ商法だと思ってほぼ間違いないです。

マルチ商法って知ってますか

マルチ商法（MLM）って知ってますか？と。

みたいな説明。そういえばインクルーズというMLMの勧誘でも同じ話を聞きました。

本質的な説明はなく、早く始めた方が稼げるよ！と。

MLMとネズミ講の違いを表にして説明していました。

手元にその資料がないので割愛します。

アリックスの説明

扱っている商品の説明

日用品って需要がなくなりませんよね？から始まる説明。

シャンプーから加湿器、健康食品までなんでも扱っています。とのこと。

特に書く内容がないので飛ばします。

数々の賞を受賞したらしい

聞いたことのない賞でしたが、とりあえずすごいみたいです。

気になる方は公式HPへ。

料金プランの説明

マコトによると、アリックスには報酬プランが4つあるそうです。

アリックスでは商品購入という名目の月会費(¥16,000ほど)が存在します。

それが上層部の権利収入となります。

報酬の仕組みが気になる方は公式HPの報酬ページをご覧ください。

とりあえずやってみよう、の推し

アリックスにはクーリングオフ制度があるそうで、30日以内だと返品できるそうです。
（あくまでも入会費は商品代であるため返品との記載）

これがまた断る時に厄介です。

このまま潜り込んでからクーリングオフも考えましたが、初対面の方にクーリングオフの連絡をした時に返事が返ってこない可能性も加味して、やめておきました。

断り方

断るのが苦手と言われる日本人。しかし、意味のないものにお金を注ぎ込んでしまっては金銭的にも精神衛生的にもよくないです。

飛ぶ

一番楽です。関わらない様にします。全ての連絡先でブロックと着信拒否しましょう。

デメリットは、その人ともう会えないことです。

丁重に、はっきり断る

断り方は様々ですが相手に可能性を感じさせてしまえば、しつこく連絡してくることもあります。

相手も「入ったからには稼ごう」と意気込んでいます。

少しでも可能性があれば飛び込もうと考えてしまいますので可能性がないことはハッキリ伝えましょう。

論理的に説明する

これはあまりお勧めしません。下の「入会しなかった理由」を説明します。

あなたは論破して気分が良くなりますが、相手はいい気にはなりません。

相手との関係がなくなっても良い場合か相手に辞めさせたい場合は論理的に説明して断りましょう。

多くのMLM勧誘者は本当に稼げると思っているためバトルは不可避です。

そんなこんなでマルチについて調べていると面白い動画が見つかりました。

マルチに勧誘されたくない人、マルチで稼ぎたい人、両方におすすめのYoutuberです。

入会しなかった理由

もう稼げないと感じたから

これが一番です。ここからは少し難しい話になります。

では、なぜ稼げないと判断したかを説明していきます。

その前に前提条件を。

アリックス2020年3月現在、17段目の途中(65,536~131,702人の間)にいます。

MLM最大手のアムウェイは20段目の途中で完全に伸び悩んでいます。(減少傾向)

つまり、もしアリックスがアムウェイと同じ規模まで成長するとしても、自分が今入ると配下には3段、つまり14人しかつかない計算です。

しかし、自分ももちろん会費を払っているため、この人数だと毎月6千円の赤字です。

複数の競合他社をぶち抜いてMLM最大手のアムウェイレベルまで成長したと仮定してこの有様。

さらに付け足すと、今までの平均から算出するに、1段増えるのに要する期間は半年です。

つまり1年半平均レベルで働き続けてやっと赤字が6千円まで落ち着きます。絶望ですね。

配下の人間はさらに絶望的になるにも関わらず、誘わないと自分が損する。そんな世界です。

ちなみに綺麗なバイナリーができた場合は配下が28人以上で月々が黒字(会費の5％＝¥800)になります。

バイナリがいびつになった場合、つまり片側が14人以下の場合はもう片側に何万人つこうが毎月の会費は赤字です。

でも悪いことばかりじゃない

あくまで先ほどまでの話は”平均レベルの営業力・人脈だった場合の話”です。

今までのアリックスの先輩方や所属しているという芸能人たちに営業力も人脈も負けない！

そんな人にはまだまだ可能性はあります。億万長者になれる可能性もあります。

もちろんおすすめはしませんが。w

マルチ商法の勧誘をされた話：まとめ

マルチ商法(MLM)は上に立てば稼げるシステムです。

しかし、普通に生活しているあなたのところまで話が届いた頃にはもう会員数が上限近くまできています。

本当に稼げる情報は稼げる人間同士でシェアしてから搾取する人を見つけます。

それをよく考えて行動するようにしましょう。